異なる動画をディープラーニングにかけることによって、違和感のない合成動画をつくることができるようになりました。一方で、心無い利用方法によって肖像権の問題などを引き起こし、世間を騒がせている新技術「ディープフェイク」ですが、もちろん良い活用方法もあるようです。
下記の動画ではベッカム様が急に流暢に多言語を繰り出した?と思いきや女性の声まで。
マラリア対策の重要性を、異なる言語で自然に訴えるという非常に素晴らしい応用方法だと言えるでしょう。
これまでは映画の吹き替え版などを見ると、明らかに声と口の動きがずれていて違和感を感じることが多々ありました。(もちろん、声優さんの職人的な努力によってそんなことないときもたくさんあります!)
この技術を使えば、そんな違和感を感じることなく吹き替え版を楽しめるようになる日も近そうですね。
最近ではディープラーニングに関する専門知識がほとんどないような人でも、オンライン上で簡単にディープフェイク作品が作れるようなサイトもあります。ちなみに下記サイトはテレ東の番組でも実際に使われたとのこと。
技術の発達に光と影は付き物、だからこそこういった技術が良いことに使われるようになって欲しいですね。例えば、病気で言葉を発することができなくなった人が、自分の声でコミュニケーションをとれたり、とか。